看護師の転職はエージェントを使おう

複数のエージェントを併用する

美容クリニックの看護師へ転職をする場合、複数の看護師転職エージェントを併用して転職活動をするのがおすすめです。併用するメリットは、多くの情報量を集められること、各転職エージェントが扱う非公開の求人に応募できること、そして複数のキャリアアドバイザーに話を聞いてもらえることです。さまざまな求人を比較してみることもできます。ただし、複数の転職エージェントを併用することで各エージェントのアドバイザーと頻繁にやり取りをすることになるので、転職活動が複雑になってしまう可能性があります。そのため、2、3社程度の転職エージェントに絞って転職活動をするのがベストです。

転職したいという意欲を見せる

ゆっくりと自分のペースで転職活動をしたいという方も、転職エージェントの担当者には「良い条件のところがあればすぐに転職したい」という意思表示をするようにしましょう。担当者に転職する気がないと思われてしまうと、良い求人の紹介が他の転職希望者へ渡ってしまい、自分は後回しになります。すぐに転職する気持ちがなくても、転職エージェントに登録すること自体に問題はありませんが、担当者から「登録だけして情報収集している人」と思われないようにすることは大切です。また、こまめに担当者に連絡をしないでいると、転職する意欲がないと思われてしまいます。2週間に1度のペースを目安に、美容クリニックの新しい求人や好条件の求人は出ていないか自分から担当者に連絡し、積極的に転職活動をしている姿を見せていきましょう。

無気力で事務的な担当者はすぐに変更する

各転職エージェントの担当者は、求人に応募する際に転職先の施設に向けて推薦書を書いてくれます。多くの看護師を見てきたアドバイザーなら、採用担当者から好印象を持たれる丁寧な文書を作成してくれるはずです。しかし、残念ながら推薦書を雑に作成する担当者もいます。経歴を転記するのみの文章や、誰に対しても使い回すことができる薄い内容を書いてくるのです。「面接をする時と推薦書の内容にギャップが生じないようにしたい」と担当者に伝え、推薦書の内容を確認するようにしましょう。また、仕事が事務的すぎて、転職活動がなかなか捗らないこともあります。前職のキャリアを考慮せずに内定しやすそうな施設ばかり紹介してくる担当者もいます。もし、今の担当者だと良い条件の仕事先へ転職することは難しいと少しでも感じた場合は、早めに変更を申し出ておきましょう。

面接日程をきちんと調整する

転職意欲が強くても週に何回も面接の予定を入れることはやめましょう。面接日程が近すぎてしまうと、余裕を持って転職先の分析ができません。担当者との面接対策もできないため、自分の魅力を最大限に伝えることが難しくなってしまいます。面接は多くても週に2回程度にしておくのがおすすめです。