夜勤時はどうしたらいい?

夜勤時はどうしたらいい?

看護師さんは夜勤専用の自分のメイクスタイルを決めておくと便利です。夜勤はどうしても肌に負担がかかってしまいます。ファンデーションのタイプを変える、ポイントメイクをしっかりする、乾燥予防や夜勤明けのスキンケアをいつも以上に気をつけるなど、普段とは違うやり方をしていきましょう。

ミネラルファンデーションがおすすめ

肌への負担を少しでも減らすために、おすすめのベースメイクはミネラルファンデーションです。主に無機物のみで構成されるパウダータイプのミネラルファンデーションは、肌への負担が大きい界面活性剤や防腐剤、シリコーンオイルなどの成分が含まれていないため刺激が少ないです。また、石鹸や洗顔フォームのみで落とすことができるのも嬉しいポイントです。化粧をせずに素顔の状態でいることが肌への負担が最も少ないと世間では思われがちですが、ほこりやエアコンなどが原因でかえって肌に負担がかかります。肌に刺激の少ないミネラルファンデーションを薄く塗り肌をカバーすることで、肌への負担を軽減することができます。

ポイントメイクをしっかり

夜勤の時は肌への負担が気になり、ファンデーションは使用しないという「ノーファンデ派」の看護師さんがいると思います。眉毛とアイメイクなどのポイントメイクをしっかりしていれば、ベースメイクは薄めでもきちんとメイクをしているように見えます。ベースメイクが崩れることを気にすることがなくなり、メイク時間の短縮にもなるのでおすすめです。自然な仕上がりなのにぱっちりとした目元を作るためには、ブラウンカラーのアイラインを使うのがベストです。ブラックと比べて肌の色になじみやすいので、やわらかい印象を作ることができます。

乾燥予防やコンタクトレンズについて

乾燥によって起こる肌のトラブルは、看護師さんに最も多い肌のお悩みです。病院内は常時空調がコントロールされており乾燥しやすい環境です。休憩中に肌への水分補給を忘れないようにしましょう。ミストタイプの化粧水はメイクの上からでも使用できるので、気軽に保湿ケアができて便利です。また、夜勤は勤務時間が長いことや仮眠の時間があることから、コンタクトレンズを外すのが手間になります。日勤の時はコンタクトレンズ、夜勤時は眼鏡で働くという風に、勤務スタイルに合わせて使い分けていきましょう。

夜勤明けのスキンケア

夜勤明けはメイクをしっかり落とすことが大切です。必ず徹底して行いましょう。どんなに高級な化粧水や乳液、美容液を使っていても、毛穴に汚れが溜まったままでは本来の効果が薄れてしまいます。クレンジングで汚れをきれいにしっかり落とすことを心がけましょう。メイクを落とす時は、清潔な手で行うことが大切です。たっぷりのクレンジング液を使い、やさしくすばやく肌になじませ、32〜36℃くらいのぬるま湯ですすぎ落としていきます。
夜勤明けは疲弊してしまい、睡魔に勝てずに化粧を落とさないまま寝てしまうこともあると思います。しかし、化粧を落とさずに寝ると肌が10日分老化すると言われています。どんなに疲れていてもメイクだけは必ずしっかり落とすことを徹底して自分の肌を守りましょう。

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